猫のしっぽで分かる15の感情!尻尾の動きを読み解く完全ガイド
しっぽは猫の感情バロメーター
猫カフェで、猫たちを見てると気づきませんか?しっぽ、すごく動いてますよね。ピンと立ってたり、ゆらゆら揺れてたり、ぶわっと膨らんだり。
「何してるんだろう?」って思いません?ただ動かしてるだけ?違うんです。
しっぽの動き一つ一つに、猫の感情が表れてるんです。
しっぽを見れば、猫の気持ちが分かる。「嬉しい」「怖い」「イライラしてる」「遊びたい」...全部、しっぽに出るんです。猫は言葉を話せないけど、しっぽで話してる。
しっぽは、猫の感情バロメーターなんです。
にゃんこDB事務局が、猫のしっぽから読み取れる15の感情パターンと、その意味を、詳しく、わかりやすく解説します。これを読めば、猫の気持ちが手に取るように分かるようになります。
この記事を読むために時間を割いてくださって、ありがとうございます。猫の「しっぽ語」、一緒に学んでいきましょう!
しっぽの基本構造:なぜこんなに動く?

猫のしっぽ、なんであんなに自由に動くんでしょう?秘密は、構造にあります。
しっぽの中身:複雑な仕組み
構成要素:
- 尾椎(びつい):18〜23個の小さな骨。連なってる
- 筋肉:12以上の筋肉群。細かく動かせる
- 神経:脊髄から延びる神経束。感覚が鋭い
- 血管:動脈と静脈のネットワーク。栄養を運ぶ
柔軟な動きの秘密:
- 各尾椎間の可動域が広い(よく曲がる)
- 筋肉の細かなコントロール(微妙な動きができる)
- 左右独立した動き(片側だけ動かせる)
- 360度の可動範囲(どの方向にも曲がる)
この複雑な構造のおかげで、猫は
しっぽで繊細な感情表現ができるんです。人間の手の指みたいに、自由自在。すごいですよね。
15の感情パターンと意味:しっぽ語辞典
さあ、本題です。15個のしっぽパターン、一つずつ見ていきましょう。
1. まっすぐ上に立てる:「こんにちは!」
しっぽをピンと垂直に立ててる。これ、
一番基本的な友好のサインです。
意味:
- 「こんにちは!」の挨拶
- 親愛の情を表現
- 自信に満ちた状態
- 飼い主への信頼
子猫が母猫に近づく時も、この形。「お母さん、来たよ!」って。大人の猫が飼い主に近づく時も同じ。「大好きな人だ!」って嬉しい気持ちが、しっぽに出てるんです。
猫カフェで、猫がしっぽを立てて近づいてきたら、大歓迎のサイン。優しく撫でてあげてください。
2. 先端だけ曲げて立てる:「ちょっと様子見」
しっぽは立ててるけど、先っぽだけクイッと曲がってる。疑問符「?」みたいな形。
意味:
- 友好的だけど、少し慎重
- 「様子を見ている」状態
- 興味はあるけど、警戒もしてる
- 初対面の相手への反応
- 「遊ぼうかな?」の誘いかも
「あなた、誰?」「何してるの?」って感じ。完全に信頼してるわけじゃないけど、敵意もない。中間的な気持ちですね。
ゆっくり近づいて、信頼してもらえるように優しく接してください。
3. 垂直に立てて震わせる:「超興奮!」
しっぽを立てて、ブルブル震わせてる。まるでバイブレーターみたい。
意味:
- 極度の興奮
- 大好きな人への挨拶
- 興奮のピーク
- マーキング行動(スプレー)の前兆
- 去勢していないオスに多い
「嬉しすぎて、震えちゃう!」状態。飼い主が帰ってきた時とか、大好きなおやつの時とか。最高の喜びを表現してるんです。
ただし、壁に向かってこの動きをしてたら、スプレー行動かも。去勢・避妊してれば、ほぼしませんけど。
4. ゆっくり左右に振る:「どうしようかな」
しっぽを、ゆらーり、ゆらーり。ゆっくり左右に振ってる。
意味:
- 考え中
- 迷っている
- 「どうしようかな」
- 狩りの標的を定めている
- 遊ぶか寝るか迷い中
- 判断を保留してる
猫も、悩むんです。「あのおもちゃで遊ぼうかな」「でも眠いな」「どうしよう」って。人間と同じですよね。
窓の外の鳥を見ながら、しっぽをゆっくり振ってたら、「狩れるかな?」「無理かな?」って考えてるんです。可愛いですよね。
5. 激しく左右に振る:「イライラする!」
しっぽを、バンバン激しく振ってる。左右に大きく。
意味:
- イライラしてる
- 不機嫌
- 「やめて!」のサイン
- ストレスを感じている
- 我慢の限界が近い
- 攻撃の前兆かも
これ、すごく大事です。犬とは真逆の意味なんです。犬はしっぽを振ったら「嬉しい」。でも、猫は「イライラ」。間違えないでください。
撫でてる時に、しっぽを激しく振り始めたら、「もう十分。やめて」って言ってます。すぐに撫でるのをやめてください。無視すると、噛まれたり引っ掻かれたりします。警告なんです。
6. 毛を逆立てて太くする:「怖い!」
しっぽが、ぶわーっと太くなる。毛が逆立ってる。まるでタヌキのしっぽみたい。
意味:
- 恐怖
- 威嚇
- 「近づくな!」の警告
- 極度の恐怖状態
- 攻撃または逃走の準備
- 体を大きく見せる戦略
猫が怖い時、体を大きく見せようとするんです。「俺、こんなに大きいんだぞ!」って。しっぽを太くして、背中を丸めて、横向きになる。ハロウィンの猫の絵、見たことあります?あれです。
この状態の猫には、近づかないでください。パニックになってます。そっとしておいてあげてください。
7. 股の間に巻き込む:「降参...」
しっぽを、後ろ足の間に巻き込んでる。お腹の下に隠してる。
意味:
- 極度の恐怖
- 服従
- 完全に怯えている
- 降参のサイン
- 攻撃の意思なし
- 保護が必要な状態
これは、本当に怖がってるサイン。「もう無理。降参します」って。犬も同じ行動しますよね。
病院とか、知らない場所でこうなることが多いです。優しく抱きしめて、「大丈夫だよ」って声をかけてあげてください。
8. 体に巻きつける(座っている時):「ぬくぬく」
座ってる時、しっぽを体に巻きつけてる。前足を包むように。
意味:
- リラックスしてる
- 寒い(体温保持)
- くつろぎモード
- 眠い時も
- 安心してる
猫が「香箱座り」(前足を体の下に入れて座る)してる時、しっぽも体に巻きつけてることが多いです。マフラー巻いてるみたいで、可愛いですよね。
冬に多い姿勢。暖かい場所で、ぬくぬくしてるんです。幸せそう。
9. だらんと垂らす:「特に何も」
しっぽが、力なく垂れてる。だらーん。
意味:
- リラックスしてる
- 退屈
- 完全に脱力
- 暑い時期に多い
- 特に感情なし
- 平和な状態
「別に何も考えてない」「ぼーっとしてる」状態。人間で言うと、ソファに座ってテレビ見てる感じ。特に何もない、平和な時間。
暑い日に多いです。しっぽを動かすのも面倒くさい、って感じ。省エネモードですね。
10. 先端だけパタパタ動かす:「ちょっとね...」
しっぽの先っぽだけ、パタパタ。しっぽ全体は動かさず、先端だけ。
意味:
- 軽い苛立ち
- 集中してる
- 「ちょっと邪魔」
- 獲物を狙っている
- 考え事をしている
- 微妙な心理状態
「うーん、ちょっとイライラするな」くらいの軽い不満。または、「あの鳥、捕まえられるかな」って集中してる時。
撫でてる時に先端だけパタパタし始めたら、「そろそろやめてほしいな」のサイン。激しく振る前の段階。早めに気づいてあげてください。
11. 大きくゆったり振る:「ご機嫌♪」
しっぽを、ゆったり大きく振ってる。でも、激しくない。優雅に。
意味:
- 上機嫌
- 遊びたい
- ポジティブな気分
- 遊びの準備OK
- 余裕のある状態
- 好奇心旺盛
「何か楽しいことないかな」「遊びたいな」って気分。猫じゃらし出したら、すぐ反応してくれるはず。
この状態の猫、遊んであげると喜びますよ。エネルギーが余ってる証拠。
12. ピクピク小刻みに動かす:「ワクワク!」
しっぽが、ピクピクピク。小刻みに震えてる。細かく動いてる。
意味:
- 興奮してる
- 期待してる
- 獲物を発見
- おやつの時間
- 期待でワクワク
- 狩猟本能の発動
窓の外の鳥を見てる時、よくこうなります。「あの鳥、捕まえたい!」「でも窓があって無理」「でも捕まえたい!」って興奮してるんです。
ご飯の準備してる時も、ピクピクします。「早くちょうだい!」って期待が溢れてる。可愛いですよね。
13. 山型に曲げる:「遊ぼう!」
しっぽを、山型に曲げてる。逆U字。背中を丸めて、横っ飛びすることも。
意味:
- 遊びの誘い
- 攻撃態勢(遊びの)
- 「遊ぼう!」のサイン
- じゃれつきの前
- 子猫によく見られる
- エネルギー充満
子猫が兄弟と遊ぶ時、よくこの姿勢になります。「かかってこい!」って挑発してるんです。でも、本気の攻撃じゃない。遊びです。
大人の猫でも、元気な時はやります。「遊んで!」ってアピール。応えてあげると、すごく喜びます。
14. S字にくねらせる:「うーん、どうしよう」
しっぽが、S字にくねくね。波打ってる。
意味:
- 不安
- 警戒してる
- 状況を見極め中
- 逃げるか戦うか判断中
- 緊張状態
- 慎重に観察してる
「この状況、大丈夫かな?」「危険かな?」って判断してるんです。緊張してるけど、まだパニックにはなってない。
新しい環境、知らない人がいる時に、よく見られます。そっと見守ってあげてください。
15. 横たわって尻尾をパタンパタン:「幸せ〜」
寝転がってる状態で、しっぽをパタン、パタン。ゆっくりリズミカルに。
意味:
- 満足してる
- 幸せ
- リラックスの極致
- 安全を感じている
- 飼い主への信頼
- 幸福感の表現
これ、最高の状態です。「もう、何もいらない。幸せ」って気分。お腹を見せて寝転がって、しっぽをパタパタ。
飼い主の隣でこうしてたら、「あなたのそばにいると、すごく幸せ」って言ってるんです。嬉しいですよね。大切にしてあげてください。
猫カフェでの観察ポイント:しっぽを見る楽しみ

猫カフェに行ったら、しっぽに注目してみてください。面白い発見がありますよ。
複数の猫の相互作用:しっぽで会話
猫同士、しっぽでコミュニケーションしてるんです。
- しっぽを絡ませる:親密な関係。「仲良し」のサイン
- しっぽで相手を叩く:遊びの誘い。「遊ぼうよ!」
- しっぽを立てて近づく:友好的。「こんにちは」
- しっぽを膨らませて威嚇:縄張り争い。「こっち来るな」
2匹の猫が、しっぽを絡ませて歩いてたら、すごく仲良しってこと。微笑ましいですよね。
状況による変化:文脈が大事
同じしっぽの動きでも、状況で意味が変わるんです。
例:しっぽを振る
- 食事前:期待で振ってる。「早くちょうだい!」
- 知らない人が来た:警戒で振ってる。「誰だ?」
- 遊び中:興奮で振ってる。「楽しい!」
- 撫でられて:満足、または不満。振り方で判断
文脈を読むことが重要です。しっぽだけじゃなく、表情、耳、体の姿勢、全体を見てください。
品種による尻尾の特徴:長さ色々

猫のしっぽ、品種によって違うんです。
長い尻尾の品種:表現豊か
- メインクーン:体長と同じくらい長い。ふさふさ
- ノルウェージャンフォレストキャット:長くてゴージャス
- ターキッシュアンゴラ:優雅な動き。美しい
長いしっぽは、表現力が豊か。動きがよく見えます。
短い尻尾の品種:それでも表現できる
- マンクス:尻尾がないか、極短。ほぼない
- ジャパニーズボブテイル:ポンポン状。短くて丸い
- アメリカンボブテイル:半分の長さ。短めだけどある
短いしっぽでも、付け根の動きで感情表現します。よく見ると、ちゃんと動いてます。頑張ってコミュニケーションしてるんです。健気ですよね。
尻尾の役割:飾りじゃない
しっぽ、ただの飾りじゃないんです。大事な役割があります。
バランス機能:運動に不可欠
- ジャンプ時の方向制御:空中でしっぽを動かして、向きを変える
- 狭い場所でのバランス維持:塀の上を歩く時とか
- 急な方向転換の補助:走ってる時に曲がる
- 着地時の姿勢制御:高いところから降りる時
猫の運動能力、しっぽがあるから実現できてるんです。バランスを取る、舵取りをする。重要な役割。
体温調節:季節で使い分け
- 冬:体に巻き付けて保温。マフラー代わり
- 夏:広げて放熱。涼しく
- 顔を覆って光を遮る:眩しい時
- 鼻を温める:寒い時
しっぽ、体温調節にも役立ってるんです。便利ですよね。
コミュニケーション:視覚的シグナル
- 遠くからでも見える:しっぽを立てて、存在をアピール
- 音を立てずに意思表示:静かにコミュニケーション
- 群れでの位置確認:「ここにいるよ」
- 親子間の交流:子猫が母猫を追う時の目印
しっぽは、猫の大事なコミュニケーションツールなんです。
尻尾のトラブルと注意点:大事に扱って

しっぽ、デリケートなんです。気をつけてください。
よくある怪我:注意すべき症状
- 尻尾を引きずる:神経が傷ついてる可能性
- 触ると痛がる:骨折、脱臼かも
- 腫れや変形:すぐ病院へ
- 動かせない:麻痺してる
こういう症状があったら、すぐ獣医師に相談してください。しっぽの怪我、深刻な後遺症が残ることがあります。
してはいけないこと:絶対NG
これだけは、絶対にやらないでください。
- 尻尾を引っ張る:神経が傷つく。麻痺する
- 踏む:骨折する
- ドアに挟む:気をつけて。よくある事故
- 無理に掴む:嫌がります。信頼を失う
しっぽには、たくさんの神経が通ってます。傷つけると、排泄に問題が出たり、歩けなくなったり。取り返しがつかないことも。
子供がいる家庭は、特に注意してください。「しっぽは触っちゃダメ」って教えてあげてください。
年齢による変化:一生の付き合い
しっぽの使い方、年齢で変わります。
子猫の尻尾:まだ下手
- 生後2週間:コントロールが未熟。ピクピクする程度
- 1ヶ月:基本的な動きを習得。立てられる
- 3ヶ月:感情表現が豊かに。色々な形になる
- 6ヶ月:成猫並みの表現力。ほぼ完成
子猫のしっぽ、見てると面白いですよ。「あ、今練習してるんだな」って。少しずつ上手になっていく過程が見られます。
老猫の尻尾:ゆっくりに
- 動きが少なくなる:体力が落ちる
- 反応が鈍くなる:神経の衰え
- 関節炎で動かしにくい:痛い
- それでも感情は表現:頑張ってる
老猫のしっぽ、動きは少ないけど、ちゃんと感情を伝えようとしてます。よく見てあげてください。「まだ、頑張ってコミュニケーションしてるんだな」って、愛おしくなります。
尻尾にまつわる面白い事実:豆知識

しっぽについて、面白い事実があるんです。
尻尾の長さの世界記録
ギネス記録:
- 最長:44.66cm(アメリカのメインクーン)
- 日本の平均:25〜30cm
- 体長との比率:約1:1
44cmって、すごいですよね。ほぼ自分の体と同じ長さ。バランス取るの、大変そう。
しっぽの筋肉の数:複雑な構造
- 大小合わせて約20の筋肉
- 人間の手の筋肉数に匹敵
- 独立して制御可能
- 微細な動きを実現
20個も筋肉があるんです。だから、あんなに自由に動かせるんですね。すごい。
文化による解釈:世界のしっぽ観
- 日本:招き猫の尻尾は短め。縁起が良い
- エジプト:神聖な部位。猫は神の使い
- ヨーロッパ:魔女の使い魔の象徴。中世は迫害された
- 中国:長い尻尾は幸運。ラッキーアイテム
文化によって、しっぽの見方が違うんですね。面白いですよね。
まとめ
猫の尻尾から読み取れる15の感情パターン、理解できましたか?
基本の感情パターン:
- まっすぐ上:友好的。「こんにちは!」
- 先端だけ曲げる:様子見。「ちょっと待って」
- 激しく振る:イライラ。「やめて!」(犬とは逆)
- 膨らませる:恐怖、威嚇。「怖い!」
- 股に巻き込む:極度の恐怖。「降参...」
大事なこと:
- しっぽは猫の感情バロメーター
- 同じ動きでも、状況で意味が変わる
- しっぽだけじゃなく、全体を見る(耳、目、姿勢)
- しっぽはデリケート。大事に扱って
- 年齢で動きが変わる。老猫も頑張ってる
猫カフェを訪れた際は、ぜひ猫たちの尻尾の動きに注目してみてください。
- どんな形をしてる?
- どんな風に動いてる?
- 他の猫とどう関わってる?
- 状況によって変わってる?
言葉を話せない猫たちが、
尻尾を使って一生懸命気持ちを伝えようとしている姿が見えてくるはずです。この「尻尾語」を理解することで、猫との交流がより豊かになります。
家で猫を飼ってる方は、毎日しっぽを観察してみてください。「今日はご機嫌だな」「ちょっとイライラしてるな」って、気持ちが分かるようになります。猫との絆が、もっと深まりますよ。
この記事を最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。あなたの貴重な時間を使って、猫のしっぽ語について学んでくださったこと、心から感謝します。
猫のしっぽ、もっと楽しんでください。観察の楽しさ、コミュニケーションの喜び、たくさん味わってくださいね!
この記事は、にゃんこDB事務局が作成しました。