スフィンクス

スフィンクス Sphynx

"無毛の貴族、温かい心を持つ個性派"

にゃんこDB事務局おすすめポイント

唯一無二の「無毛」の外見と、犬のように人懐こいフレンドリーな性格のギャップが最大の魅力。猫アレルギーの人でも飼える可能性がある(個人差あり)。抱くと温かいホットカーペットのような感触で、冬は最高の湯たんぽに。遊び好きで陽気な性格は家庭に笑顔をもたらす。

基本データ

猫種名 スフィンクス
英語名 Sphynx
原産国 カナダ カナダ
体重 3.6 - 5.4 kg
体型 セミフォーリン
毛の長さ 無毛
毛色 皮膚の色は様々
毛柄 全皮膚色・パターン可
目の色 全色可
寿命 12–15 年
認定団体
TICA CFA FIFe GCCF

性格

「猫界のコメディアン」と称される陽気で社交的な性格の持ち主。非常に人懐こく、見知らぬ人にも積極的に近づくフレンドリーな猫。飼い主の膝の上に座るのが大好きで、布団の中に潜り込んで一緒に寝ることを好む(体温調節のためでもある)。知能が高くいたずら好きで、注目を集めるための滑稽な行動をとることがある。鳴き声はやや大きめで、よくおしゃべりする。子供や他のペット(犬とも)と非常に仲良くできる社交性の高さが魅力。エネルギッシュで遊び好きだが、寒さに弱いため飼い主の体温に依存する傾向がある。孤独が苦手で留守番は不向き。

特性チャート

活動量
甘えん坊度
知能
鳴き声
子供との相性
他ペットとの相性
抜け毛
お手入れ

特徴

最大の特徴は無毛に見える外見。実際には極薄いスエード状の産毛(ピーチファズ)が全身を覆っており、触るとスエードや桃の表面のような独特の手触り。体内温度は通常の猫と同じ(38.0-39.2℃)だが、被毛がないため触ると温かく感じられる(代謝率は高い)。体型はセミフォーリンで、筋肉質かつ引き締まった体格。皮膚には多くのシワがあり、特に顔・首・腹部に顕著。耳は非常に大きくバットイヤー(コウモリ耳)と呼ばれる。目はレモン型で大きく表情豊か。肉球は他の猫種より厚く、足指が長い。全ての皮膚色・パターンが認められている(ソリッド、タビー、ポイント、バイカラー等)。

歴史

1966年、カナダ・オンタリオ州トロントで家庭猫から無毛の子猫が生まれたのが品種の起源。この自然突然変異を基に繁殖プログラムが開始された。当初の血統は遺伝子プールが小さく、1970年代にミネソタ州で発見された無毛猫の血統も統合された。無毛の原因は常染色体劣性遺伝子(hr遺伝子、KRT71遺伝子の変異と特定)で、完全な無毛ではなく極薄い産毛(ピーチファズ)が全身に生えている。1986年にTICAが公認、2002年にCFAがチャンピオンシップステータスを付与。品種名はエジプトの大スフィンクスに由来するが、実際にはカナダ原産。

健康面の注意事項

HCMの発症率が他猫種より有意に高いため、年1回以上の心臓エコー検査が必須。皮膚に被毛の保護がないため、直射日光を避け、特に夏は窓際での長時間の日光浴を制限する。寒さに非常に弱く、冬場は室温22度以上を維持し、猫用の服やブランケットを用意する。皮脂の分泌が多いため皮膚が汚れやすく、定期的な入浴が必要。耳も汚れやすく、週1回の耳掃除を推奨。歯周病予防のための日常的なデンタルケアも重要。

飼育のコツ

被毛がないため週1回の入浴(ぬるま湯)で皮脂汚れを除去する必要がある。入浴後はしっかり乾かして冷えを防ぐ。耳は皮脂で汚れやすく週1回の清掃が必要。爪の間にも皮脂が溜まるため定期的に拭き取る。寒さに非常に弱いため、冬は室温管理と猫用ヒーターやブランケット、猫服の用意が必須。夏は直射日光を避け、日焼け防止に窓にUVカットフィルムを貼るとよい。食事は体温維持のためにカロリー消費が多いので、通常の猫より多めの食事量が必要。孤独が苦手なため多頭飼いが推奨。

飼育情報

飼いやすさ 難しい
価格帯 7–29 万円
適した環境
マンション向き ファミリー向き 多頭飼い向き 在宅時間の長い家庭向き
かかりやすい病気
  • 肥大型心筋症(HCM)※発症率約15-40%
  • 皮膚疾患(蕁麻疹色素沈着症)
  • 日焼け・皮膚がん
  • 歯周病
  • 呼吸器感染症

人気度・希少性

人気ランキング 世界18位(2024)
レアリティ
知名度

豆知識

完全な無毛ではなく全身がスエード状のピーチファズで覆われている。

映画「オースティン・パワーズ」のDr.イーブルの愛猫Mr.ビグルスワースの猫種。

Q&A

スフィンクスの性格は?

「猫界のコメディアン」と称される陽気で社交的な性格の持ち主。非常に人懐こく、見知らぬ人にも積極的に近づくフレンドリーな猫。飼い主の膝の上に座るのが大好きで、布団の中に潜り込んで一緒に寝ることを好む(体温調節のためでもある)。知能が高くいたずら好きで、注目を集めるための滑稽な行動をとることがある。

スフィンクスの平均寿命は?

スフィンクスの平均寿命は12〜15年です。HCMの発症率が他猫種より有意に高いため、年1回以上の心臓エコー検査が必須。皮膚に被毛の保護がないため、直射日光を避け、特に夏は窓際での長時間の日光浴を制限する。

スフィンクスの体重はどのくらい?

成猫の体重は3.6〜5.4kgが目安です。体型はセミフォーリンタイプです。

スフィンクスは飼いやすい?

飼育難易度は「難しい」です。被毛がないため週1回の入浴(ぬるま湯)で皮脂汚れを除去する必要がある。入浴後はしっかり乾かして冷えを防ぐ。耳は皮脂で汚れやすく週1回の清掃が必要。爪の間にも皮脂が溜まるため定期的に拭き取る。寒さに非常に弱いため、冬は室温管理と猫用ヒーターやブランケット、猫服の用意が必須。

スフィンクスがかかりやすい病気は?

注意すべき病気には肥大型心筋症(HCM)※発症率約15-40%、皮膚疾患(蕁麻疹色素沈着症)、日焼け・皮膚がん、歯周病、呼吸器感染症があります。HCMの発症率が他猫種より有意に高いため、年1回以上の心臓エコー検査が必須。皮膚に被毛の保護がないため、直射日光を避け、特に夏は窓際での長時間の日光浴を制限する。

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