猫カフェイベント企画完全ガイド!集客力抜群の季節行事とオリジナル企画
イベントが、猫カフェに魔法をかける
猫カフェを経営している方、あるいはよく通っている方なら感じたことがあるはず。「毎日同じだと、ちょっと飽きちゃうかも...」って。そんな時こそ、イベントの出番なんです。
定期的にイベントを開催すると、集客力がぐっと上がるだけでなく、お客さんの満足度も高まります。季節の行事から猫の誕生日会まで、工夫次第で話題性のあるイベントがいくらでも実現できるんですよ。にゃんこDB事務局が、実際に人気のあるイベントから、「それ面白い!」と言われそうな斬新なアイデアまで、様々な企画案を詳しくご紹介していきます。
四季を感じる:季節イベント
春:桜と猫の共演
春といえば、桜。お花見の季節ですよね。猫カフェの中を桜で装飾して、お花見気分を味わえるイベントはいかがでしょう。春の明るい日差しの中、猫たちと一緒に撮影会を開くのも素敵。この時期は子猫がデビューすることも多いので、お披露目イベントとしても最適です。
イースターにちなんで、エッグハント(卵探しゲーム)を猫カフェ風にアレンジするのも楽しい。新生活が始まる時期なので、「新生活応援キャンペーン」として割引やプレゼント企画をするのも良いですね。春らしい華やかさと、新しい門出の雰囲気を演出しましょう。
夏:涼を感じる工夫を
夏は暑い。だからこそ、涼を感じるイベントが喜ばれます。猫たちに小さな浴衣を着せて撮影会なんて、SNS映え間違いなし。店内を夏祭り風に装飾して、屋台風のメニューを出すのも楽しいですよ。
猫の肉球をモチーフにしたスタンプラリーも人気。ひんやりスイーツのフェアを開催すれば、暑さを忘れて猫カフェを楽しめます。夏休み中は、子供向けのワークショップを開くと、家族連れの来店が増えるんです。暑さを忘れさせる、楽しい企画を考えましょう。
秋:文化の香り漂う季節
秋といえば、ハロウィン。これは外せません。お客さんに仮装してもらって、猫たちも可愛い衣装で。仮装大会を開けば、盛り上がること間違いなし。読書の秋にちなんで、猫カフェを図書館風にアレンジするのも素敵です。好きな本を持ち込んで、猫と一緒に読書タイム。
芸術の秋なら、猫をテーマにしたアート展を開催。地元のアーティストに協力してもらえば、地域との繋がりも深まります。食欲の秋フェアで、美味しい秋の味覚を楽しむメニューを。もみじの装飾で、秋の風情を演出するのも良いですね。文化的な要素を加えることで、他の季節とは違う特別感が出ます。
冬:温かさが恋しい季節
冬の一番のイベントといえば、クリスマス。猫カフェをクリスマス仕様に飾り付けて、特別なパーティーを。プレゼント交換なんかも楽しいですね。年越しのカウントダウンイベントで、猫たちと一緒に新年を迎えるのも特別な思い出になります。
新年には、猫カフェの中に小さな神社を作って、初詣気分を味わってもらう。バレンタインには、猫をモチーフにしたチョコレートやスイーツを。そして何より、こたつを設置した「こたつカフェ」。猫とこたつの組み合わせは、最強です。冬ならではの温かく、特別感のある演出を心がけましょう。
特別な日:猫の記念日
誕生日会は盛大に
猫カフェの猫たちにも、もちろん誕生日があります。その日は特別にお祝いしてあげましょう。猫用のバースデーケーキ(もちろん猫が食べても安全な材料で)を用意して、記念撮影のサービスも。お客さんからのプレゼント企画も良いですね。
誕生日猫の特別メニューを作ったり、SNSで投稿キャンペーンを展開したり。ファンが集まる、本当に特別な日にしてあげてください。その猫のことが好きなお客さんは、絶対に来店してくれます。
命日・追悼会:思い出を大切に
悲しいことですが、猫カフェの猫が亡くなることもあります。その時は、命日や追悼会を開いて、みんなで思い出を共有する時間を持ちましょう。メモリアル展示で、その猫の写真や思い出の品を飾る。写真集を作って、希望者に配布するのも良いですね。
献花台を設置して、お別れの言葉を書いてもらう。思い出話をする会を開いて、涙と笑いの時間を。チャリティー企画として、集まったお金を動物保護団体に寄付するのも意義深い。悲しみを分かち合い、絆を深める、大切な時間になります。
実際に触れる:体験型イベント
猫との特別な触れ合い
普段の猫カフェでは、猫を見たり触ったりするのが基本。でも、イベントならもっと特別な体験ができます。猫のブラッシング体験はどうでしょう。正しいブラッシングの方法を学びながら、猫も気持ちよくなって一石二鳥。
おやつをあげる体験も人気。猫が自分の手から食べてくれると、嬉しいものです。抱っこしながらの撮影会も、特別な思い出になります。猫じゃらしを手作りするワークショップも楽しい。そして、「1日飼育員体験」。猫のお世話の大変さと楽しさ、両方を知ることができます。普段はできない体験を提供することで、満足度がぐっと上がるんです。
学びながら楽しむ
猫カフェは、娯楽の場であるだけでなく、学びの場にもなります。猫の健康についてのセミナーを開催すれば、猫を飼っている人も、これから飼おうと思っている人も、役立つ知識が得られます。獣医師を招いての講演会も、とても人気があるんですよ。
保護猫について学ぶ会を開いて、保護猫の現状や譲渡の流れを知ってもらう。猫の行動学講座で、「なぜ猫はこんな行動をするの?」という疑問を解決。ペット防災についての講習会も、いざという時のために重要です。知識を深める機会を提供することで、猫カフェの価値が高まります。
協力して盛り上げる:コラボイベント
異業種との面白い組み合わせ
猫カフェだけでやるのではなく、他の業種とコラボすると、新しいお客さんが来てくれます。地元のアーティストと組んで、猫をテーマにしたアート展を開催するのはどうでしょう。近くのカフェとコラボして、特別なメニューを開発するのも面白い。
書店とコラボして読書会を開いたり、ヨガ教室を招いて「猫ヨガ」を開催したり。音楽ライブを猫カフェで開くのも、特別な雰囲気になります。こうしたコラボは、相乗効果を生んで、今まで猫カフェに来なかった層にもアプローチできるんです。
企業とタイアップして規模を大きく
企業とタイアップすることで、イベントの規模を大きくできます。ペットフードメーカーと組んで、新商品の試食会を開催。猫グッズメーカーの新商品発表会を猫カフェで行う。写真機器メーカーと組んで、本格的な撮影会を開催するのも良いですね。
ペット保険会社によるセミナー、旅行会社によるペット同伴旅行のツアー紹介など。企業にとっても宣伝になるし、猫カフェにとってもスポンサーを獲得できる。お互いにメリットがある、Win-Winの関係を構築しましょう。
記念に残す:撮影イベント
プロの技術で特別な一枚を
スマホで撮る写真も良いけれど、たまにはプロのカメラマンに撮ってもらうのはいかがでしょう。猫と一緒の家族写真撮影会を開けば、一生の思い出になります。カレンダー用の写真撮影、写真集の制作、個人のポートレート撮影、動画撮影まで。
プロの技術で撮影された猫の写真は、本当に美しい。お客さんも、自分では撮れない角度や表情の写真が手に入って大満足。特別な一枚を残せる機会を提供しましょう。
SNSと連動させて拡散力アップ
今の時代、SNSの力は無視できません。Instagramでフォトコンテストを開催して、一番良い写真に賞品を。TikTokで猫カフェのダンスチャレンジを始めるのも面白い。特定のハッシュタグをつけて投稿してもらうキャンペーンも効果的。
ライブ配信で、遠くにいる人も猫カフェの様子を楽しめるように。バーチャル猫カフェとして、オンラインでも参加できるイベントに。SNSと連動することで、実際に来られない人も楽しめて、拡散力も増すんです。
社会に貢献する:チャリティーイベント
保護猫を救う活動
猫カフェには、保護猫を扱っているところも多いですよね。譲渡会を定期的に開催することで、一匹でも多くの猫に新しい家族が見つかります。募金イベントを開いて、集まったお金を動物保護団体に寄付。チャリティーグッズを販売して、その収益を保護猫活動に使う。
ボランティア体験を通じて、保護猫活動の大変さを知ってもらう。啓発キャンペーンで、保護猫の現状を多くの人に伝える。こうした活動は、ビジネスを超えた意義がありますし、お客さんからの信頼も高まります。
地域に根差した活動
猫カフェも、地域の一員。地元の子供食堂とコラボして、困っている家庭を支援する。高齢者施設を訪問して、猫と触れ合う機会を提供。障害者支援のイベントを開催したり、地域の清掃活動に参加したり、防災訓練に協力したり。
こうした地域貢献活動を通じて、猫カフェは単なる商業施設ではなく、地域に愛される存在になっていきます。社会的な意義を持つことは、長期的に見てもプラスなんです。
特別感を演出:会員限定イベント
VIPだけの特別な時間
会員制度を導入している猫カフェなら、会員限定のイベントを開催しましょう。貸切パーティーで、一般のお客さんがいない特別な時間を過ごせるように。早朝や深夜の限定営業で、普段とは違う雰囲気を味わってもらう。
新しく迎える猫のお披露目会を、会員だけに先行公開。限定グッズを配布したり、スペシャルメニューを提供したり。こうした特別感が、会員の優越感を満たして、継続して会員でいてもらう動機になります。
ポイント制度でリピーターを増やす
スタンプラリーを開催して、来店するたびにスタンプを押す。貯まったらプレゼントがもらえる。ポイント2倍デーを設けて、その日に来店したくなる仕組みを作る。ランク別の特典を用意して、よく来る人ほど得をするように。
誕生月には特別な優待を。友達を紹介してくれたら、紹介者にも被紹介者にも特典を。こうしたポイント企画が、リピーターの獲得と継続来店につながるんです。
話題性抜群:ユニークな企画
「え、そんなイベント?」という驚き
ちょっと変わったイベント、やってみませんか?猫の婚活パーティー。飼い主同士が出会う場として。猫カフェで合コンを開催するのも、面白いコンセプト。謎解きゲームを猫カフェを舞台に展開したり、脱出ゲームで猫たちと一緒に謎を解いたり。
ハロウィンの時期には、お化け屋敷風の演出をするのも話題になります。こうした変わり種のイベントは、SNSで「面白い!」と拡散されやすいんです。話題性を重視するなら、少し冒険してみるのも良いですよ。
期間限定でレア感を出す
いつも同じ猫がいるのではなく、期間限定で他の猫カフェから猫を借りて、入れ替えるイベント。海外の猫カフェとコラボして、「海外猫カフェフェア」を開催。レトロな雰囲気の猫カフェにしてみたり、逆に未来的な猫カフェにしてみたり。
思い切って24時間営業に挑戦するのも、話題になります。「今だけ」「ここだけ」というレア感が、集客力を高めるんです。
作る楽しみ:ワークショップ
手を動かして作品作り
ただ猫と遊ぶだけでなく、何か作品を作って持ち帰れたら、それはとても良い思い出になります。猫グッズを手作りするワークショップ、羊毛フェルトで猫の人形を作る教室、猫のイラストを描く講座、猫モチーフのアクセサリー作り、猫の写真を加工する方法を学ぶ講座。
こうした創作活動は、楽しいだけでなく、自分だけの作品を持ち帰れる満足感があります。SNSにも投稿しやすいですし、「次は何を作ろうかな」とリピートにもつながります。
食べられるお土産を作る
料理教室も人気です。猫の形をしたクッキーを作るワークショップ、コーヒーや紅茶にラテアートで猫を描く教室、お弁当に入れる猫のキャラ弁を作る講座、猫モチーフのスイーツを作る教室、猫の形をしたちぎりパンを作る講座。
作ったものはその場で食べたり、持ち帰ったり。食べられるお土産は、家族や友達にも喜ばれます。料理が好きな人、写真映えするものが好きな人には特におすすめです。
距離を超える:オンラインイベント
遠くの人も参加できる
遠方に住んでいて、なかなか猫カフェに来られない人もいますよね。そんな人たちのために、オンラインイベントを開催しましょう。オンライン猫カフェとして、ビデオ通話で猫たちと触れ合う時間を。リモートで餌やりができるシステムを導入したり、バーチャルツアーで店内を案内したり。
オンラインで猫のセミナーを開催すれば、全国どこからでも参加できます。デジタル猫撮影会として、オンライン上で猫の写真を撮って楽しむ。距離を超えて参加できるイベントは、ファンの裾野を広げることにつながります。
継続的に盛り上げる:長期イベント
1ヶ月、3ヶ月、1年単位で
単発のイベントも良いけれど、長期的なイベントも効果的です。猫総選挙を1ヶ月かけて開催して、一番人気の猫を決める。子猫の成長記録展を3ヶ月かけて行い、どんどん大きくなっていく様子を見守る。四季の猫写真展として、1年を通じて季節ごとの猫の様子を展示。
年間パスポートを発行して、何度でも来店できるようにする。猫の1年を密着取材して、ドキュメンタリーのように記録する。こうした長期的なイベントは、継続的に来店してもらえるし、猫カフェとお客さんの関係を深めることができます。
成功させるために:イベント成功のコツ
企画する時に大切なこと
イベントを企画する時、いくつか重要なポイントがあります。まず、ターゲットを明確にすること。誰に来てほしいのか、はっきりさせましょう。そして何より、猫への負担を考慮すること。イベントで猫がストレスを感じては本末転倒です。
収益性も確保しないと、イベントを続けられません。他の猫カフェとの差別化も意識して。そして、一度きりではなく、継続できるイベントかどうかも考えましょう。これらのバランスを取ることが、成功への鍵です。
みんなに知ってもらう方法
どんなに良いイベントでも、知ってもらえなければ意味がありません。SNSをフル活用しましょう。Twitter、Instagram、TikTok、Facebook...。プレスリリースを出して、メディアに取り上げてもらう。チラシを近隣に配布するのも効果的。
口コミを促進する仕組みを作りましょう。「友達を誘ったら割引」とか。そして、早めに告知すること。直前では予定が入っている人が多いですから。認知度を上げることが、集客の鍵なんです。
まとめ
猫カフェのイベント、実に多彩な展開ができるんです。季節ごとの行事なら、春のお花見猫カフェ、夏の浴衣撮影会、秋のハロウィン仮装大会、冬のクリスマスパーティー。猫の記念日では誕生日会が盛り上がります。
体験型イベントとして、ブラッシング体験や1日飼育員体験も人気。異業種とのコラボでは、猫ヨガやアート展が新しいお客さんを呼び込みます。撮影イベントでプロの技術を提供したり、SNSと連動して拡散力を高めたり。
保護猫譲渡会などの社会貢献イベントは、意義深い活動です。会員限定のVIP企画で特別感を演出し、猫総選挙のような長期企画で継続的に盛り上げる。成功の鍵は、ターゲットを明確にすること、猫への負担に配慮すること、収益性を確保すること、そしてSNSで拡散力を持たせることです。
定期的にイベントを開催することで、集客力が向上し、お客さんの満足度が上がり、メディアに取り上げられる機会も増えます。これが、猫カフェの経営を安定させ、さらに発展させることにつながるんです。あなたの猫カフェでも、ぜひ素敵なイベントを企画してみてくださいね。
この記事は、にゃんこDB事務局が作成しました。