穏やかで愛情深く、「シベリアの森の妖精」と称される優しい性格。飼い主に強く懐き家族全員に愛情を注ぐが、べったりしすぎず適度な距離感を保つ。知能が高く好奇心旺盛で、水遊びを好む個体が多い。大型猫種ながら俊敏で運動能力が高く、高い場所への跳躍が得意。子供に対して非常に寛容で、遊び相手として最適。他のペットとも穏やかに共存できる。鳴き声は小さく控えめで、チャーピングやトリルなど多彩な発声をする。環境適応力が高く、成猫になっても遊び好きな子猫のような面を持ち続ける。完全に成熟するまで5年ほどかかる晩熟型。
サイベリアン Siberian
"ロシアの森の宝石、低アレルギー性の長毛猫"
にゃんこDB事務局おすすめポイント
ロシアの大地が育んだ威厳ある外見と、穏やかで家族思いの性格を兼ね備えた大型猫。トリプルコートの豪華な被毛と季節で変わるシルエットが美しい。猫アレルギーの人にも飼える可能性がある稀有な猫種。子供や他のペットとも相性が良く、水遊び好きのユニークな一面も魅力的。
基本データ
| 猫種名 | サイベリアン |
|---|---|
| 英語名 | Siberian |
| 原産国 |
ロシア
|
| 体重 | 3.5 - 9.0 kg |
| 体型 | ロング&サブスタンシャル |
| 毛の長さ | 長毛 |
| 毛色 | あらゆる色とパターン(ポイントカラーはネヴァマスカレード) |
| 毛柄 | ほぼ全色 |
| 目の色 | グリーン、ゴールド、カッパー |
| 寿命 | 12–15 年 |
| 認定団体 |
TICA
CFA
FIFe
WCF
|
性格
特性チャート
特徴
大型でがっしりとした体格に、豪華なトリプルコートの長毛を纏う。被毛はガードヘア・アーンヘア・ダウンヘアの3層構造で、防水性・保温性に優れる。冬は首周りにライオンのようなラフが発達し、夏は短くなる季節変化がある。頭部は丸みを帯びた楔形で、頬骨が発達。耳は中程度の大きさでリンクスティップを持つ。目は大きく丸みがあり、やや斜めに配置。後脚が前脚よりやや長く、力強い跳躍力を生む。特筆すべき点として、Fel d 1(主要猫アレルゲン)の産生量が他の猫種より少ないとの研究報告があり、猫アレルギーの人にも飼える可能性がある(ただし個人差あり)。
歴史
ロシア・シベリア地方を原産とする自然発生種で、ロシアでは1000年以上の歴史を持つとされる。ロシアの童話や民間伝承にも「森の猫」として登場する。厳しいシベリアの気候に適応したトリプルコートは自然選択の結果。1871年のイギリスのキャットショーに出陳された記録があるが、冷戦時代の東西分断により西側への普及は遅れた。1990年にアメリカのブリーダー、エリザベス・テレルが初めてロシアからサイベリアンを輸入。TICAが1996年に公認、CFAは2006年にチャンピオンシップを付与。ロシアの国猫とされる。
健康面の注意事項
HCMのリスクがあるため定期的な心エコー検査を推奨。PKDは遺伝子検査で確認可能。大型種のため肥満と関節疾患に注意し、適正体重の維持が重要。トリプルコートの長毛ゆえに毛球症のリスクが高く、定期的なブラッシングと毛玉ケア用フードが有効。全体的には自然発生種ならではの丈夫な体質を持つ猫種。年1回の定期健診を推奨。
飼育のコツ
トリプルコートのため週2〜3回のブラッシングが必要。換毛期(春・秋)は毎日のブラッシングが理想。被毛は防水性があるためシャンプー時には十分に濡らす必要がある。大型で運動量が多いため、頑丈な大型キャットタワーと十分な遊びスペースを確保。水好きな個体が多いため流水タイプの給水器がおすすめ。食事は大型種向けの高タンパク・高品質フードを体重に応じて適量。トイレやベッドは大型サイズを用意する。
飼育情報
| 飼いやすさ | 普通 |
|---|---|
| 価格帯 | 15–40 万円 |
| 適した環境 |
一戸建て向き
ファミリー向き
多頭飼い向き
|
| かかりやすい病気 |
|
人気度・希少性
| 人気ランキング | 世界25位(2024) |
|---|---|
| レアリティ | |
| 知名度 |
豆知識
Fel d 1(主要猫アレルゲン)の産生量が少ないとの研究があり「低アレルゲン猫」として注目。
プーチン大統領が秋田犬の返礼にサイベリアンを贈ったエピソードが有名。
Q&A
穏やかで愛情深く、「シベリアの森の妖精」と称される優しい性格。飼い主に強く懐き家族全員に愛情を注ぐが、べったりしすぎず適度な距離感を保つ。知能が高く好奇心旺盛で、水遊びを好む個体が多い。大型猫種ながら俊敏で運動能力が高く、高い場所への跳躍が得意。子供に対して非常に寛容で、遊び相手として最適。
サイベリアンの平均寿命は12〜15年です。HCMのリスクがあるため定期的な心エコー検査を推奨。PKDは遺伝子検査で確認可能。大型種のため肥満と関節疾患に注意し、適正体重の維持が重要。
成猫の体重は3.5〜9.0kgが目安です。体型はロング&サブスタンシャルタイプです。
飼育難易度は「普通」です。トリプルコートのため週2〜3回のブラッシングが必要。換毛期(春・秋)は毎日のブラッシングが理想。被毛は防水性があるためシャンプー時には十分に濡らす必要がある。大型で運動量が多いため、頑丈な大型キャットタワーと十分な遊びスペースを確保。水好きな個体が多いため流水タイプの給水器がおすすめ。
注意すべき病気には肥大型心筋症(HCM)、多発性嚢胞腎(PKD)、股関節形成不全、ピルビン酸キナーゼ欠損症(PKDef)、毛球症があります。HCMのリスクがあるため定期的な心エコー検査を推奨。PKDは遺伝子検査で確認可能。大型種のため肥満と関節疾患に注意し、適正体重の維持が重要。
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