穏やかで温厚な性格の持ち主で、初対面の人にも物怖じしない社交性を備えている。活動量は中程度で、遊び好きな面と落ち着いた面をバランスよく持ち合わせており、インタラクティブなおもちゃでの遊びを好む一方、日向ぼっこでのんびり過ごすことも多い。適度な独立心があり、留守番も比較的得意だが、家族への愛情は深く、全員に分け隔てなく接する。知能が高く、名前を呼ぶとすぐに反応し、ハイタッチなどの芸を覚えることもある。鳴き声は小さく控えめで、「サイレントミャオ」と呼ばれる口を開けても声を出さない独特の挨拶をすることがある。子供や他のペットにも寛容で、多頭飼いや小さな子供のいる家庭にも適している。
アメリカンショートヘア American Shorthair
"好奇心旺盛なアメリカの家庭猫"
にゃんこDB事務局おすすめポイント
穏やかで人懐っこく、適度な独立心も備えたバランスのとれた性格が最大の魅力。子供や他のペットにも寛容で、初心者からベテランまで幅広い飼い主に適している。短毛で手入れが容易、鳴き声も控えめでマンション飼いにも向く。丈夫な体質で長寿な傾向があり、80種類以上の豊富な毛色バリエーションも楽しめる。家族全員に愛情を注ぐ、まさに「家庭向き」の猫種。
基本データ
| 猫種名 | アメリカンショートヘア |
|---|---|
| 英語名 | American Shorthair |
| 原産国 |
アメリカ
|
| 体重 | 4.0 - 7.0 kg |
| 体型 | セミコビー |
| 毛の長さ | 短毛 |
| 毛色 | シルバータビー、ブラウンタビーなど多様 |
| 毛柄 | タビー、ソリッド、バイカラー、キャリコ、スモーク等80種以上 |
| 目の色 | グリーン、ブルー、カッパー、ゴールド、ヘーゼル、オッドアイ |
| 寿命 | 12–17 年 |
| 認定団体 |
TICA
CFA
FIFe
GCCF
|
性格
特性チャート
特徴
セミコビータイプのがっしりとした中〜大型の体格で、筋肉質で骨太な骨格を持つ。頭部は丸みを帯び、頬がふっくらとしてウィスカーパッドが発達している。耳は中くらいの大きさで先端が丸く、左右にやや離れて付いている。目はやや離れ気味で丸く大きく、わずかにつり上がっている。目尻から伸びる濃いライン(クレオパトラライン)が顔の特徴を際立たせる。被毛は短毛で密度が高く硬めの質感を持ち、厚いアンダーコートが寒さや荒天から体を守る。毛色・パターンは80種類以上が公認されており、シルバークラシックタビーが最も代表的。尾は中程度の長さで付け根が太く先端に向かってやや細くなる。
歴史
祖先は17世紀にヨーロッパからアメリカ大陸へ渡った猫で、1620年のメイフラワー号にも乗船し、船上や植民地でのネズミ駆除を担うワーキングキャットとして活躍した。長年「ドメスティックショートヘア」の名で親しまれていたが、1906年にCFA設立時に最初に登録された5品種のうちの一つとなった。1965年9月、ブリーダーの投票により「アメリカンショートヘア」に改名され、雑種との区別が明確化された。日本には1980年代に入り、美しいシルバータビーの縞模様と穏やかな気質から1990年代後半に人気が急上昇し、現在も安定した人気を誇る猫種である。
健康面の注意事項
丈夫な猫種とされるが、遺伝的にHCMやPKDのリスクがある。HCMは初期症状が現れにくいため、年1回以上の心臓エコー検査が推奨される。PKDは遺伝性疾患で、親猫が保因者の場合50%の確率で子猫に遺伝する。また、食欲旺盛で肥満になりやすい体質のため、肥満を起因とする糖尿病のリスクにも注意が必要。定期的な体重測定と適切な食事管理が重要である。尿路結石の予防には十分な水分摂取を促す環境づくりが欠かせない。歯周病予防のため、幼少期からの歯磨き習慣も推奨される。7歳を過ぎたら半年に1回の定期健診を受けることが望ましい。
飼育のコツ
食事面では肥満防止のために年齢と体重に応じた適切な給餌量を守り、高タンパク・低炭水化物のフードを選ぶ。運動面では1日最低10分以上、おもちゃを使った集中的な遊びの時間を設け、キャットタワーなど上下運動ができる環境を整える。被毛は短毛で手入れが比較的楽だが、アンダーコートが密なため週1〜2回のブラッシングで抜け毛を管理する。換毛期はブラッシング頻度を増やす。窓辺にくつろげるスペースを用意すると、外の景色を眺めて知的好奇心が満たされる。水飲み場を複数箇所に設置して水分摂取を促し、尿路疾患を予防する。
飼育情報
| 飼いやすさ | 易しい |
|---|---|
| 価格帯 | 7–40 万円 |
| 適した環境 |
マンション向き
ファミリー向き
多頭飼い向き
初心者向き
シニア向き
|
| かかりやすい病気 |
|
人気度・希少性
| 人気ランキング | 世界6位(2024) |
|---|---|
| レアリティ | |
| 知名度 |
豆知識
ジョージ・W・ブッシュ元大統領のホワイトハウスに「インディア」というアメリカンショートヘアが暮らしていた。
CFA公認の毛色は80種類以上と全猫種トップクラス。
Q&A
穏やかで温厚な性格の持ち主で、初対面の人にも物怖じしない社交性を備えている。活動量は中程度で、遊び好きな面と落ち着いた面をバランスよく持ち合わせており、インタラクティブなおもちゃでの遊びを好む一方、日向ぼっこでのんびり過ごすことも多い。
アメリカンショートヘアの平均寿命は12〜17年です。丈夫な猫種とされるが、遺伝的にHCMやPKDのリスクがある。HCMは初期症状が現れにくいため、年1回以上の心臓エコー検査が推奨される。
成猫の体重は4.0〜7.0kgが目安です。体型はセミコビータイプです。
飼育難易度は「易しい」です。食事面では肥満防止のために年齢と体重に応じた適切な給餌量を守り、高タンパク・低炭水化物のフードを選ぶ。運動面では1日最低10分以上、おもちゃを使った集中的な遊びの時間を設け、キャットタワーなど上下運動ができる環境を整える。
注意すべき病気には肥大型心筋症(HCM)、多発性嚢胞腎(PKD)、糖尿病、尿路結石症(FLUTD)、歯周病があります。丈夫な猫種とされるが、遺伝的にHCMやPKDのリスクがある。HCMは初期症状が現れにくいため、年1回以上の心臓エコー検査が推奨される。
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