ラグドール

ラグドール Ragdoll

"ぬいぐるみのような大型の甘えん坊"

にゃんこDB事務局おすすめポイント

「猫界のぬいぐるみ」と称されるラグドールは、抱っこ好きで穏やかな性格が最大の魅力。サファイアブルーの瞳と絹のような被毛の美しさも人気の理由。犬のように飼い主に忠実で、しつけも入りやすく初心者にもおすすめ。子どもや他のペットとも仲良くでき、マンションでの室内飼育にも適した理想的なコンパニオンキャット。

基本データ

猫種名 ラグドール
英語名 Ragdoll
原産国 アメリカ アメリカ
体重 4.5 - 9.0 kg
毛の長さ 長毛
毛色 ポイントカラー、ミテッド、バイカラー
毛柄 ポイント、ミテッド、バイカラー、リンクス、トーティ
目の色 ブルーのみ
寿命 12–17 年
認定団体
TICA CFA FIFe GCCF

性格

「猫界の犬」とも呼ばれるほど人懐こく、飼い主の後を部屋から部屋へついて回り、帰宅時には玄関まで出迎える。抱き上げるとぬいぐるみのように全身の力を抜いて脱力する独特の習性が最大の特徴で、品種名の由来にもなっている。穏やかで落ち着いた性格のため大きな声で鳴くことは少なく、子どもや他のペットとも友好的に接する。知能が高くフェッチ遊びを覚えたり、名前を呼ぶと駆け寄ったりと、しつけにも応じやすい。活発に走り回るタイプではないが、飼い主との触れ合いを何より好む甘えん坊。独立心は低めで長時間の留守番はストレスになりやすいため、多頭飼育や在宅時間の多い家庭に向く。初心者にも飼いやすい猫種。

特性チャート

活動量
甘えん坊度
知能
鳴き声
子供との相性
他ペットとの相性
抜け毛
お手入れ

特徴

大型のセミロングヘアで、完全な成熟まで3〜4年を要する晩熟型。頭部は幅広の変形ウェッジ型で頂部はやや平坦、横顔はなだらかなカーブを描く。耳は中くらいの大きさで付け根が広く先端は丸い。最大の特徴であるサファイアブルーの大きな卵形の目は、ポイントカラー遺伝子に由来する。体は長く筋肉質で胸幅が広く、骨格はしっかりしている。被毛はガードヘアが主体でアンダーコートが少なく、絹のように柔らかい手触り。毛色はシール・ブルー・チョコレート・ライラック・レッド・クリームの6色、パターンはカラーポイント・ミテッド・バイカラー・リンクス・トーティの5種。生まれた時は真っ白で、生後数週間から徐々に色が発現し、2歳頃に完全な毛色となる。

歴史

1960年代、米国カリフォルニア州リバーサイドのブリーダー、アン・ベイカーが白い長毛の雑種猫「ジョセフィン」を基礎に交配を開始。ジョセフィンはカラーポイント遺伝子を持つ白猫で、極めておとなしく抱かれても脱力する子猫が生まれた。1966年にNCFAに初登録。ベイカーはIRCAを独自に設立し厳格な繁殖管理を行ったが、1975年にデニー&ローラ・デイトン夫妻らが独立し主流血統団体での公認を目指した。1981年に英国へ初輸出。CFA登録は1993年、チャンピオンシップ昇格は2000年。名前は「ぬいぐるみ人形」の意味で、抱くと脱力する性質に由来する。

健康面の注意事項

最も注意すべきはHCMで、ラグドール特有のMYBPC3遺伝子変異が知られている。3歳を目安に心エコー検査を受け、以降も定期的な心臓検診を推奨。PKDは超音波検査で早期発見が可能で、繁殖個体には遺伝子検査が望ましい。PRAも遺伝子検査で保因者の特定ができる。大型種のため肥満になりやすく、体重管理と適切な食事量のコントロールが重要。年1〜2回の定期健診で血液検査・心エコー・腹部エコーを受けることで主要疾患の早期発見につながる。ブリーダー購入時にはHCM・PKD・PRAの遺伝子検査済み証明を確認すること。

飼育のコツ

食事は高タンパク・低カロリーの総合栄養食を基本に、大型種向けの粒サイズのフードが適する。運動量は控えめだが肥満予防のため毎日15〜20分の遊び時間を確保し、飼い主参加型のインタラクティブなおもちゃが効果的。アンダーコートが少ないため毛玉になりにくいが、毛球症予防として週2〜3回のコーミングを習慣に。環境面では、高すぎないステップの頑丈なキャットタワーを設置し、体が大きいためトイレやベッドも大型サイズを選ぶ。甘えん坊で寂しがりやの性質を考慮し、長時間の留守番を避けるか多頭飼育を検討する。穏やかな性格のため脱走時の自衛力が低い点にも注意。

飼育情報

飼いやすさ 普通
価格帯 7–80 万円
適した環境
マンション向き ファミリー向き 多頭飼い向き 初心者向き
かかりやすい病気
  • 肥大型心筋症(HCM)
  • 多発性嚢胞腎(PKD)
  • 進行性網膜萎縮症(PRA)
  • ムコ多糖症VI型
  • 猫伝染性腹膜炎(FIP)

人気度・希少性

人気ランキング 世界2位(2024)
レアリティ
知名度

豆知識

生まれた時は全身真っ白で2歳頃に完全な毛色が確定。

CFA登録猫種で2020年に世界1位の登録数。

Q&A

ラグドールの性格は?

「猫界の犬」とも呼ばれるほど人懐こく、飼い主の後を部屋から部屋へついて回り、帰宅時には玄関まで出迎える。抱き上げるとぬいぐるみのように全身の力を抜いて脱力する独特の習性が最大の特徴で、品種名の由来にもなっている。

ラグドールの平均寿命は?

ラグドールの平均寿命は12〜17年です。最も注意すべきはHCMで、ラグドール特有のMYBPC3遺伝子変異が知られている。3歳を目安に心エコー検査を受け、以降も定期的な心臓検診を推奨。

ラグドールの体重はどのくらい?

成猫の体重は4.5〜9.0kgが目安です。

ラグドールは飼いやすい?

飼育難易度は「普通」です。食事は高タンパク・低カロリーの総合栄養食を基本に、大型種向けの粒サイズのフードが適する。運動量は控えめだが肥満予防のため毎日15〜20分の遊び時間を確保し、飼い主参加型のインタラクティブなおもちゃが効果的。アンダーコートが少ないため毛玉になりにくいが、毛球症予防として週2〜3回のコーミングを習慣に。

ラグドールがかかりやすい病気は?

注意すべき病気には肥大型心筋症(HCM)、多発性嚢胞腎(PKD)、進行性網膜萎縮症(PRA)、ムコ多糖症VI型、猫伝染性腹膜炎(FIP)があります。最も注意すべきはHCMで、ラグドール特有のMYBPC3遺伝子変異が知られている。3歳を目安に心エコー検査を受け、以降も定期的な心臓検診を推奨。

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