「微笑むフランスの猫」と称される穏やかで落ち着いた性格の持ち主。口角がわずかに上がった顔立ちから、常に微笑んでいるような表情が特徴的。飼い主に対して深い愛情を示すが、べったりしすぎず適度な距離感を保つ品の良さがある。静かで鳴き声が非常に小さく、中にはほとんど鳴かない個体もいるため集合住宅での飼育にも最適。観察力が鋭く知性が高いため、ドアの開け方やおもちゃの仕組みを自力で学習することがある。見知らぬ人にはやや慎重だが、慣れると穏やかに接する。一人遊びも得意で留守番にも比較的適応しやすい反面、飼い主の後をついて回る犬のような一面も持つ。
シャルトリュー Chartreux
"フランスの青い宝石、微笑む猫"
にゃんこDB事務局おすすめポイント
穏やかで静かな性格はマンション飼育に最適。美しいブルーグレーの被毛と「シャルトリュースマイル」は唯一無二の魅力。知性が高く適度に自立心があるため共働き世帯にも向いている。温厚で忍耐強く、子供や他のペットとも相性が良いバランスの取れた家庭向き猫種。
基本データ
| 猫種名 | シャルトリュー |
|---|---|
| 英語名 | Chartreux |
| 原産国 |
フランス
|
| 体重 | 3.0 - 6.5 kg |
| 体型 | セミコビー |
| 毛の長さ | 短毛 |
| 毛色 | ブルーグレー一色 |
| 毛柄 | ソリッドブルーのみ |
| 目の色 | ゴールド〜カッパー |
| 寿命 | 12–15 年 |
| 認定団体 |
TICA
CFA
FIFe
GCCF
|
性格
特性チャート
特徴
「ブルー御三家」の一つに数えられ、均一なブルーグレーの被毛が最大の特徴。被毛はダブルコートで、羊毛のように密で弾力があり、水を弾く性質を持つ。体型はセミコビーで筋肉質かつがっしりとした体格だが、細い四肢を持つため「じゃがいもに爪楊枝を刺したよう」と表現されることがある。頭部は丸みを帯びた逆台形で、頬がふっくらとしている。目は大きく丸みがあり、鮮やかなゴールドからカッパーの色。口元がわずかに上がっており、常に微笑んでいるような独特の「シャルトリュースマイル」が愛好家に親しまれている。成猫になるまでに2〜3年かかる晩熟型。
歴史
起源は諸説あるが、最も有名なのは中世フランスのシャルトリューズ修道院で修道士たちに飼育されていたという伝説。しかし修道院の記録には確実な文献は見つかっていない。18世紀の博物学者ビュフォンが「フランスの猫」として青灰色の猫を記述。近代的な繁殖は1920年代にフランス・ブルターニュ地方のベルイル島でレジェ姉妹が野生のブルーキャットのコロニーを発見し、計画的な繁殖を開始したことに始まる。第二次世界大戦で個体数が激減し、ブリティッシュショートヘアやペルシャとの異種交配で血統維持が図られた。1970年代にアメリカに渡り、1987年にCFAでチャンピオンシップを取得。フランスの国宝的猫種とされる。
健康面の注意事項
がっしりした体型のため肥満になりやすく、適切な食事量の管理と定期的な運動が不可欠。膝蓋骨脱臼の好発猫種であるため、高所からの着地による関節への負担に注意し、異常な歩行が見られたら早期に受診すること。密なダブルコートは皮膚の通気性が悪くなりがちで、特に日本の夏場は皮膚トラブルに注意。ブリーダーからPKD検査済みの証明を取得することが望ましい。年1回以上の健康診断を推奨。
飼育のコツ
穏やかな性格だが運動不足になりやすいため、1日15〜20分程度の遊び時間を確保し、キャットタワーなど上下運動できる環境を整える。密なダブルコートは週1〜2回のブラッシングで抜け毛を管理し、換毛期にはより頻繁に行う。静かな環境を好むため騒がしい場所は避ける。食事は高タンパク・低カロリーのフードを選び肥満防止のため計量して与える。水分摂取を促すためウォーターファウンテンの導入も有効。
飼育情報
| 飼いやすさ | 易しい |
|---|---|
| 価格帯 | 15–30 万円 |
| 適した環境 |
マンション向き
一人暮らし向き
ファミリー向き
シニア向き
|
| かかりやすい病気 |
|
人気度・希少性
| 人気ランキング | 世界28位(2024) |
|---|---|
| レアリティ | |
| 知名度 |
豆知識
フランスのド・ゴール元大統領は「グリグリ」という名のシャルトリューを溺愛していた。
シャルトリュー、ロシアンブルー、コラットは「ブルー御三家」だが被毛・体型・目の色が全く異なる。
Q&A
「微笑むフランスの猫」と称される穏やかで落ち着いた性格の持ち主。口角がわずかに上がった顔立ちから、常に微笑んでいるような表情が特徴的。飼い主に対して深い愛情を示すが、べったりしすぎず適度な距離感を保つ品の良さがある。
シャルトリューの平均寿命は12〜15年です。がっしりした体型のため肥満になりやすく、適切な食事量の管理と定期的な運動が不可欠。膝蓋骨脱臼の好発猫種であるため、高所からの着地による関節への負担に注意し、異常な歩行が見られたら早期に受診すること。
成猫の体重は3.0〜6.5kgが目安です。体型はセミコビータイプです。
飼育難易度は「易しい」です。穏やかな性格だが運動不足になりやすいため、1日15〜20分程度の遊び時間を確保し、キャットタワーなど上下運動できる環境を整える。密なダブルコートは週1〜2回のブラッシングで抜け毛を管理し、換毛期にはより頻繁に行う。静かな環境を好むため騒がしい場所は避ける。
注意すべき病気には膝蓋骨脱臼、多発性嚢胞腎(PKD)、尿路結石症、肥満、歯肉炎・歯周病があります。がっしりした体型のため肥満になりやすく、適切な食事量の管理と定期的な運動が不可欠。膝蓋骨脱臼の好発猫種であるため、高所からの着地による関節への負担に注意し、異常な歩行が見られたら早期に受診すること。
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