ターキッシュアンゴラ

ターキッシュアンゴラ Turkish Angora

"優雅な白い天使、トルコの国宝"

にゃんこDB事務局おすすめポイント

絹のような被毛と優雅な体型が「猫のバレリーナ」と称される美しさ。高い知能と活発な性格で、飼い主との遊びを心から楽しむ猫。トルコの国宝的猫種としての格式も魅力。長毛種ながら手入れが楽で、美しさと飼いやすさを兼ね備えた猫種。

基本データ

猫種名 ターキッシュアンゴラ
英語名 Turkish Angora
原産国 トルコ トルコ
体重 3.0 - 5.0 kg
体型 フォーリン
毛の長さ 長毛
毛色 白が有名、他の色も存在
毛柄 ソリッド、タビー、バイカラー等多色
目の色 ブルー、アンバー、グリーン、オッドアイ
寿命 12–18 年
認定団体
TICA CFA FIFe GCCF

性格

優雅な外見とは裏腹に、非常に活発で遊び好きな性格。高い場所が大好きで、家中を縦横無尽に駆け回る。知能が極めて高く、ドアの開け方やおもちゃの仕組みを学習する能力がある。飼い主に対して深い愛情を示し、特定の一人に強く懐く傾向がある。気が強くリーダーシップを取りたがる面があり、多頭飼いでは他の猫を支配しようとすることも。水遊びが好きな個体が多い。来客にはやや距離を置くが攻撃的ではない。社交的だが自分のペースを崩されることは嫌う、やや頑固な一面もある。

特性チャート

活動量
甘えん坊度
知能
鳴き声
子供との相性
他ペットとの相性
抜け毛
お手入れ

特徴

優雅で流れるようなシルエットが特徴。被毛はシングルコートのセミロングで、アンダーコートがほとんどなく、絹のように滑らかで光沢がある。冬はたてがみのようなラフが発達し、夏は短くなる季節変化がある。体型はフォーリンタイプで、細身だが筋肉質。長い脚と優雅な歩行姿勢を持つ。頭部はくさび形で、大きなアーモンド形の目がやや斜めに配置。耳は大きく高い位置に付き、タフト(飾り毛)がある。特にオッドアイ(左右の目の色が異なる)の白猫はトルコの象徴として珍重されている。毛色はホワイトが最も有名だが、現在は多くの色が公認されている。

歴史

トルコ・アンカラ(旧アンゴラ)地方を原産とする、最も古い長毛猫種の一つ。15世紀にはヨーロッパに持ち込まれた記録があり、フランス・イギリスの貴族に愛された。19世紀にはペルシャの改良に使われた結果、純粋なターキッシュアンゴラは希少になった。トルコ・アンカラ動物園が白い個体の保存プログラムを実施し、品種の絶滅を防いだ。1962年にアメリカ軍人のグラント夫妻がアンカラ動物園からつがいを持ち帰り、アメリカでの繁殖が開始。1968年にCFAに登録、1972年にチャンピオンシップを取得(当初は白のみ、1978年にカラー追加)。トルコでは国宝的猫種として保護されている。

健康面の注意事項

白い被毛+ブルーアイの組み合わせは先天性難聴のリスクが高いため、ブリーダーからの購入時に聴覚検査(BAER検査)の実施を確認すること。オッドアイの場合、ブルーアイ側の耳が聴覚障害を持つことがある。HCMは定期的な心エコー検査で早期発見が可能。運動失調症は遺伝性で、繁殖ラインの確認が重要。年1回以上の健康診断を推奨。比較的健康で長寿な猫種。

飼育のコツ

シングルコートでアンダーコートがほとんどないため、週1回程度のブラッシングで十分。長毛種としては手入れが楽。活発で運動量が多いため、キャットタワーと十分な遊びスペースが必要。知能が高いため知育玩具での精神的刺激も効果的。気が強い面があるため多頭飼いの場合は相性を慎重に見極める。食事は高タンパクの良質なフードを適量与え、活動量に見合った栄養を確保する。

飼育情報

飼いやすさ 普通
価格帯 20–40 万円
適した環境
広めの室内 一戸建て向き 経験者向き
かかりやすい病気
  • 肥大型心筋症(HCM)
  • 聴覚障害(白+ブルーアイで65-85%)
  • 運動失調症(小脳性)
  • 多発性嚢胞腎(PKD)
  • 歯周病

人気度・希少性

人気ランキング 世界20位(2024)
レアリティ
知名度

豆知識

アンカラ動物園では白いオッドアイのターキッシュアンゴラが保護されトルコ政府が海外輸出を厳しく管理してきた。

預言者ムハンマドの愛猫「ムエッザ」はオッドアイの白猫でターキッシュアンゴラに近いとする伝承がある(歴史的事実ではなく伝説)。

Q&A

ターキッシュアンゴラの性格は?

優雅な外見とは裏腹に、非常に活発で遊び好きな性格。高い場所が大好きで、家中を縦横無尽に駆け回る。知能が極めて高く、ドアの開け方やおもちゃの仕組みを学習する能力がある。飼い主に対して深い愛情を示し、特定の一人に強く懐く傾向がある。

ターキッシュアンゴラの平均寿命は?

ターキッシュアンゴラの平均寿命は12〜18年です。白い被毛+ブルーアイの組み合わせは先天性難聴のリスクが高いため、ブリーダーからの購入時に聴覚検査(BAER検査)の実施を確認すること。オッドアイの場合、ブルーアイ側の耳が聴覚障害を持つことがある。

ターキッシュアンゴラの体重はどのくらい?

成猫の体重は3.0〜5.0kgが目安です。体型はフォーリンタイプです。

ターキッシュアンゴラは飼いやすい?

飼育難易度は「普通」です。シングルコートでアンダーコートがほとんどないため、週1回程度のブラッシングで十分。長毛種としては手入れが楽。活発で運動量が多いため、キャットタワーと十分な遊びスペースが必要。知能が高いため知育玩具での精神的刺激も効果的。気が強い面があるため多頭飼いの場合は相性を慎重に見極める。

ターキッシュアンゴラがかかりやすい病気は?

注意すべき病気には肥大型心筋症(HCM)、聴覚障害(白+ブルーアイで65-85%)、運動失調症(小脳性)、多発性嚢胞腎(PKD)、歯周病があります。白い被毛+ブルーアイの組み合わせは先天性難聴のリスクが高いため、ブリーダーからの購入時に聴覚検査(BAER検査)の実施を確認すること。オッドアイの場合、ブルーアイ側の耳が聴覚障害を持つことがある。

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